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お茶をどこに保管しよう?そりゃ、茶箱の一択です。

私がお茶を保管するのは、ほとんどすべてこの茶箱の中。 作ってくださっているのは、遠く静岡県川根本町にある「前田製函所」(せいかんじょ)。 まだ訪ねたことはありませんが…飯田辰彦さんの著書にて 紹介されているのを見て以来、ずっと欲しいと思っていた品物だったのです。 現地の杉を天日干しして使い、内側にはトタンで目張り。 ぜんぶ手仕事の、家にあるだけで何だか嬉しい箱。 この箱を置いてある部屋はいつも杉の香りがして幸せです。 ただし大きいので、我が家の日常にグイグイと入り込んでおります…! お茶のための冷蔵庫がなかった時代には、このように木の箱に入れてしまって 急激な温度変化や湿気から茶を守ったようです。 ※山の茶樹でつくる自家用茶は、壷を使う場合もあったと、熊本旅行で耳にしたこともあります。 私の場合は、茶葉をそのまま箱に入れている訳ではありません。 販売するパッケージはすべてアルミ加工されており光や湿度を通さない素材です。 ものにより脱酸素剤も入れて、できるかぎりお茶が劣化しないように気をつけています。 とはいえ、温度変化には対応できません。 お茶のための冷蔵庫(冷蔵室?)なんて、ちいさな我が家に置けるわけもないし、 それで昔ながらの「茶箱」に助けを求めた訳です。 封入できたお茶は、パッケージごと茶箱に入れてしまいます。 茶種ごとに箱も分けたから管理しやすく助かります。 夏の外出中はどうしても家の中はムシムシと暑くなるので、 まるで我が子を家にほったらかしにしたような気分になってしまうのですよね… 茶箱が来てから、ちょっと安心しています。 … そんな茶箱ですが、厳しい環境にあるよう

(体を)冷(やす)茶

ここのところは、出店するときに必ず冷茶の試飲を持参しています。冷たいお茶は、私も大好き。 家では毎朝起きたら三年番茶を沸かして、 粗熱がとれたら冷蔵庫に入れるのが日課なんです。 でも…やっぱりおいしいのは出来立てあつあつのとき。どうしてだか、茶が躍動しているんです。 化学的な説明はできないけれど、 躍動をそのままに頂いて、ぬくもる感じ。うれしくなっちゃいます。 そこできょうは冷たいお茶の話。 --- 車をはじめとして、「ラジエーター」という構造をもつ機械があります。 ようは内部の熱を外に排出するための装置で、さもなければアツアツになって故障してしまいます。 炎天下でスマートフォンを放置していると、過熱で操作できなくなりますよね。 熱というものは大切でありながら、命取りにもなる。 人間の体にだって、もちろんラジエーターが存在します。 血液と汗です。 暑いときには汗をかいて、蒸発するときの放熱で体温を下げる。 体が加減するから、下げ過ぎることはないわけです。 でも現代、人は汗を流さずして涼を求めます。 エアコンがその代表ですね。体の調節機能とは無関係に、どんどん冷えていく。 同じようなことが、冷茶をはじめ冷たい飲み物にも言えるかもしれません。 適切な量ならば火照りをとって快適なのでしょうけれど、飲み過ぎは考えものです。 おなかを弱めてしまうばかりか、体は冷えすぎたところを再び温めようと頑張ります。 汗による調整ならば、「再び温める」なんて不要ですよね。 余計な体力を使って、最終的には…なんのこっちゃ。消耗してしまうんです。 せっかく体に備わった、どんな科学も歯が立たない「汗さま」。

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