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お茶ください

こんにちは。 きのう14日は、島本町ふれあいセンターで開催された 『しまもとニューイヤーコンサート2017』でお茶を淹れていました。 おひとり一杯無料で、紙コップに。 本当に嬉しい体験だったんです。 主宰の島本音楽連盟さんには感謝してもしきれません。 「コンサートで、お茶が飲めたらいいよね」という自然な発想から 「そうだ、にほんちゃギャラリーおかむら、っていう人、いるよね」って思ってくれたこと。 嬉しかった。 そうだ。コンサートの内容も素晴らしかったんです。 昨年は個人的にいろいろなことがありましたので、 感激して泣きながら、後ろで聴いていました。お茶屋もそこそこに。 このお茶屋さんなんで泣いてるのって不思議に思われた方、スミマセン。 … どんなお茶を淹れていたかというと、 奈良・山添村の栢下さんがつくる、「釜炒り製天日干し晩茶」。 「いつものかまいりちゃ」って名前で販売させてもらっているものです。 これを選んだ理由は、カフェインが穏やかなことと、 お湯につけっぱなしにしてもキツイ味わいにならないこと、この2点でした。 子どもから年配の方々まで来られるので、誰でも安心して飲めるものにしたかったのです。 改善点はありますが、ひとまず無事に終了してホッとしています。 … 今日の本題はここから。 会場では、私がどんなお茶を選んだのか、ほとんど説明すらしませんでした。 「お茶、1杯無料ですよ。あったまりませんか」と、基本的にそれだけです。 お茶を売っていて、ともすると陥りがちな盲点があります。 (少なくとも自分にとっては。) それは、「買いに来る人が、なぜお茶を求めているのか、考えてい

器と暮らし

年の瀬の12月30日、車を走らせて愛知県常滑市へ。 六古窯*のひとつ、常滑焼。 *瀬戸・越前・常滑・信楽・丹波・備前 平安~江戸~明治~現代と、その在り方を変化させながら、柔軟に生き残ってきました。 平安には「生活雑器」、江戸には「朱泥土の急須」、 明治には「工業製品」、そして現代。「クラフト作家による新しい器の提案」… 私と常滑の関わりは「急須」。最初は、そうでした。 でも道具や茶はあくまでも暮らしの表層にあるもの。 それらは、人の心やどのように生きたいかという意志の、 無意識的なあらわれなんだなと、常滑が教えてくれました。 ちゃんとしたものひとつ選び、ちゃんと生きてゆくか。 とりあえずの品物をたくさん揃えて、モノを持て余すか… 前者のこころを体現するお店、 『器と暮らしの道具 morrina』。 店主の杉江寿文さんとお会いしました。 杉江さん。平型の急須をもって、にこやかに撮影に応じてくれました。 morrinaは、明治に建築された土管工場を修繕しながら使用しています。 ここに集まるのは、シンプルでまっとうな製法で作られた、 新しくも懐かしい道具たち。「暮らしに愛着をもって生きる」ことを提案してくれます。 とはいえ、用途を果たしてくれるだけのモノは安価に手に入ってしまう時代。 割れたらまだ買い替えて… 器で商いをするのは容易ではありません。 どんなことを考えながらお店を運営しておられるのかな? そんな疑問から杉江さんを訪ねました。 伺ったお話を書き留めておきます。 入り口。ガラガラと音をたてる戸口をくぐれば、「素敵なお店かも」と早くも予感が。 かつて常滑も国内需要に沸き、

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