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翻訳 / すべての食べる人へ

当記事は、ウェブサイト "U.S. Farmers & Ranchers Alliance Blog" の記事 An Open Letter To Everyone Who Eats by Amanda Zaluckyj, Farmer | September 25, 2017 を、ライターである Amandaさん本人の許可を得て翻訳・公開するものです。 農薬・肥料・遺伝子組み換え技術…食をめぐる問題において、消費者と農家の間にある乖離を指摘し、「ぜひ農家と話を」と訴えるアマンダさんの話には共感を覚えましたので、ご本人に連絡をとりました。 私自身もお茶を売るときに「無農薬」「自然栽培」「大量生産ではない伝統製法」だなんてよく言っています。それらを愛するとともに、それとはある意味で対極にある農業を否定することは決してしたくないと思うひとりです。現在の食生活で、それらの恩恵をいかに受けているかは計り知れないからです。 必要なのは対話。それしか歩み寄る方法はないと思っています。様々な議論の種になればと思い、ここでシェアいたします。 以下、すべて元記事の翻訳です。 ---------------------------------- 食べる人たちへ 私はアマンダといいます。今は弁護士として仕事をしていますが、ミシガン州の南西で農家のもとに生まれ育ちました。実家では現在、2,000エーカーのとうもろこしと大豆を栽培しています。私も兄弟も、農場で働きました。それから作物の販売所も路肩にもうけて、農場で採れた新鮮な作物を売っていました。とうもろこし、トマト、カンタロープ、キュウリ、ズッキーニ

今日のいいこと

今朝はお客さまからご注文をいただき配達に。 ご住所を伺ってみると私の家のすぐ近所…というわけで子どもとぶらり散歩ついでに出かけました。すぐに到着して伺うところによれば、このお客さまのご友人が埼玉にお住まい。 かつ、私の友人であるヤマチくんが埼玉県川口市で営む tanabike のお客さま。 かつ、tanabike が毎月末に配信しているメールマガジン「yomu tanabike」の読者だというのです。 このメルマガに私は3か月に一度だけ記事を寄せさせていただいており、私の記事も読んでくださっていたのでした。 そのうえでこの方がたまたま京都にいらっしゃることになり、私の話を配達先のお客さまにしてくださったのだそうです。そこで私のお茶をお土産に会いに行きたいから、お茶を注文しました…という訳。 偶然が重なりますね、としみじみお客さまのご自宅玄関で試飲のお茶をいくつか淹れながらゆっくりお話する。 暑いから自家製の紫蘇ジュースをどうぞ、ともてなしてくださって、僕はお茶を売りにきたのにこんな優しくしていただいて…とひそやかに感激する私です。 いや、ホントにいろいろと重なっているのだなと思い、そのことを図にしてみたのが一番上のもの。書き始めてすぐに「これは書き出すなんて無理だ」とすぐに気が付いてやめてしまいました。 お茶のご注文と配達ひとつとってみても、無数の出来事の積み重ねがあってこそ実現したことです。この図どころか、辞書みたいな分厚い冊子にしたところで、ご先祖のとある決断とか、引っ越しとか、どんな仕事をしていたとか、ある日ぽつりと放った一言とか…注文にいたるまでのあらゆる大小の前提を把

発酵番茶、製造中!

昨日の朝 、奈良・都祁の羽間さんから突然連絡が来ました。 「発酵番茶の製造をしていますのでよかったらいらしてください」 発酵番茶は当店では古参(?)のラインナップ。しかし、製造の現場を実際に見ることは今までできずにいたのです。このお茶は、新芽ではなく硬い葉をわざと使用してつくる紅茶。 羽間さんはお茶の樹に無理をさせないし、ご自身も無理をしない、肩の力が抜けた農家。農薬と肥料を使わず、茶樹の勢いに衰えが見えるとしばらく休ませるのです。いくつかの茶畑は草に埋もれた状態になっており「ここも野生に還ってしまっていますね。あはは」と笑い飛ばす。 彼は百姓。すべて自然栽培の米と野菜と茶と椎茸を主体に、米粉やご家族がつくるスイーツを販売。ご自宅ではガスを使わない暮らしを実践されており、味噌や醤油など自給自足。発酵には田んぼの稲から採取した麹菌を使います。 さあ車を飛ばして行って参りました。やっと拝見できる発酵番茶の製造…理屈はある程度わかっていたけれど、見て触って感じないとわからないことのほうが多いと私は考えています。 写真をお見せしながら発酵番茶のつくりかたをご紹介します。 刈り取った番茶を、人の通らない森のなかに敷き詰めます。今回は3日半のあいだ、こうして森で時間を過ごさせたそうです。 (通常、このお茶は一番茶を収穫したあとにとる「刈り番茶」で製造されます。通常なら6月に製造されるところ、今年は霜で茶園が被害を受けたために一番茶期がたいへん遅くなりました。そのため大幅に遅れて7月末までずれ込んだのです) この工程は「萎凋(いちょう)」といい、茶葉からほどよく水分を抜いて揉みやすくすること

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