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  • 岡村友章

米を結ぶから、おむすび


「米屋さんのおにぎり茶会」終了しました。

各部とも満席となり、初めましての方も、何度目かの方も、

入り混じっての楽しい時間。

はむっと口に運ぶと、パリッとした焼きのり。

口に触れたとたんに米がほろほろとほどける。

高知の海水を天日で干して作られた、旨み豊かな塩で美しく味付けして頂きました。

おいしい米の炊き方。おいしいおむすびの作り方。米屋の独自ブレンド米。

初めて聴く話にみなさん、ほお~っと喜んで下さいました。

本当に、米って、大切です。

理屈云々ではない。おいしい米をひとくちほおばれば、自明の理です。

今回の企画、辻井米穀店の強力なお心遣いとサポートがなければ

実現できませんでした。

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辻井米穀店さんの話も、少し残しておきましょう。

お店では自家精米をされています。そして商品によっては自家ブレンド。

一般には「ブレンド米」というと負の印象がつきまとうでしょう。

たとえば、安く売るために品質の悪いものをまぜたり、産地をごまかしたり。

しかし、本来のブレンド米はそうではないのです。

辻井さんは年間を通して、均一な品質を保つことを大切にしておられます。

そこで辻井さんが味覚をたよりに、味のバランスを整えるため

特性の異なる米をブレンドし、いつも同じおいしさをキープしています。

機械ではできない、人の妙技。

まるで宇治の茶師のようです。

また、辻井さんはお客さんの好みにより違う米を提供もしてくれます。

いつも複数品種を取り揃えていて、話を聞きながら一緒に選ぶ。

確かに、量販店より価格が高いのは、当然です。

しかし「高い」と感じるか、「適正」とするか。むしろ「安い」と思うか。

100%、消費者である私たちの価値観に一任されています。

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きょうお出ししたお茶◎

ようこそのお茶として…

 奈良県山添村の「いろは」(釜炒り茶)

ひとつめのおむすびに…

 徳島県上勝町の「上勝阿波晩茶」(後発酵茶)

ふたつめのおむすびに…

 奈良県月ヶ瀬の「萎凋香煎茶」

米粉クッキーに添えて…

 静岡県藤枝市の「香蘭」(釜炒り茶)

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おまけ◎

「おにぎり」と「おむすび」の違い。

所説あるそうですが、「お握り」と「お結び」は異なるそうです。

ぎゅっとしっかり握って、ごろんとさせるのが「おにぎり」。

一方、おむすびは、ギュっと握りません。ふわっと空気も包み込んだ

やさしさを残したもののことを言い、「米と米をむすぶ」から「おむすび」というのだとか。

辻井さんのところで食べられるのは、「おむすび」です。

閉会後、最後にひとりでコーヒーを頂きました。 ほっ。

…お茶の話、殆ど書いてないなぁ。