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  • 岡村友章

カフェに期待すること


6月14日~16日までの間、

地元・島本町の雑貨カフェ「なないろ舎」を間借りしてのカフェ営業でした。

お越しくださった方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

とくに2日目は盛況にて、外でお待ちいただくほどの時間帯もあり…

暑い中で立たせてしまった方々には、ごめんなさいを。

ウェルカムドリンクの冷たい釜炒り茶で、すうっとして頂けましたでしょうか。

さて。

どんなお茶を出すのか?どういう製法なのか?

といったことは、意図的にSNSには書きませんでした。

営業中も積極的にそれらを話すことはせず、世間話に興じました。

それは、そもそも私が家でお茶するときに

製法とか成分とか、いちいち考えないようにしているからです。

「おいしいか、そうでもないか?」それだけです。

また誰しもが、いわゆる「カフェ」を訪ねるときに、

店主がうんちくを話すことをさほど期待してはいないだろうと考えたことも、一因です。

…私がカフェにはじめてひとりで入ったのは、高校生のころ。

高槻市のスターバックスでした。

ほどよく日常を隔絶できたことが嬉しく、意味もなく何度も通いました。

スターバックスに出入りしている自分に、ちょっと得意げだった気がします。

思えば、なないろ舎にお越しくださった方の多くが

「ほどよく日常とさよならしたい」という点において、来店の動機は同じだったのかも。

おいしいお菓子とお茶を楽しんで頂き、

ふと偶然にも店で鉢合わせた近所の友人とおしゃべりをして、

ちょっとよい気持ちで帰ってもらう。

全身の細胞のうち、少しくらいは生まれ変わった気分かもしれません。

もう、それで十分じゃあないかって、感じました。

  お茶のことはぼくに任せてください。おいしく淹れます。

  細かいことは気にせず、お菓子を食べてゆっくりしてください。

そんな気分の、「にほんちゃの日」でした。