- 岡村友章
新しい取り組みの予告 / 援農

読んでほしいです
新しい取り組みについて
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フライング気味ですが、映画の予告編のような気分でお読みください。シェアしてくれたらうれしいです。
当店はこれまでお茶を仕入れ、仕入れ元の農家の話はお客様に聞かれずともしつこくコレデモカと伝えつづけ、そして最後に茶葉を売るということを3年ほど続けてきました。(ときどき話し過ぎてお客様が引いちゃうこともあります)
このこと自体は、これからもずっと続けたいと思っています。決して楽ではありませんが素敵なご縁にたくさん恵まれて楽しく過ごしてきました。
一方で、私がいくらその活動をしていても、いくらたくさん仕入れてお金を茶農家たちに払うことが出来たとしても、彼らの日々の暮らしのしんどいところを直接的にフォローすることにはなりません。いくらお金があったしても、ひとりひとりの農家のお茶に対する想いは、必ずしもお金が支えになるとは限らないのです。
お茶をつくるということは、農業です。この農業を根底にして、茶が演出するあらゆる文化的営みが発展し、茶を利用したあらゆる営利的事業は数多生まれています。だから、流通する茶の殆どは茶という植物をテーマに、農家が「自然と人の英知」の調和を探り継続している農業を根本としていることを、無視してはならないと考えています。さらにお茶は、製茶という多様化した工程を経て、ほとんどの場合は乾物として私たちのもとに届きます。
私たちの生命と活力の源である「農」と直接・間接を問わず無縁のままに生きながらえることの出来る人間は、地球上にただ一人も居ないでしょう。
否、お茶がなくても死にはしないとお思いかもしれません。しかし私の命はお茶のおかげで生き生きとしており、与えられた命をなるべく楽しく全うしたいと思っています。
そう思っていた矢先に、阿蘇の東さんが茶業を廃するというニュースがご本人から伝えられました。やめないでくれ、と再三言いました。あなたのお茶がどれほど素晴らしいものか、僕はもっともっと伝えたいと。
引き留めることが叶わなかったのは専ら、農業としての彼の営みを支えることが出来なかったからです。
落胆もつかの間。今度は滋賀県の満田さんが日々の農作業で長年苦心しており、思い悩んでいることを知りました。
もう、売るだけの傍観者になることはやめなければなりません。
小さな当店にとって大きなステップ。これまでよりも少しでも多く農家のもとへ足を運んで、茶畑で手と足を動かす。飲みたいお茶は、自ら関わり、一緒になって形にする。
そうすると何よりも、とっても楽しいんです!
まずは満田さんのところへ行きませんか。近日中に具体的なお話を発信したいと思います。シンプルな取り組み。行って、一緒に農作業をして、お茶を飲む!満田さんも、ぜひと言ってくれています。
ご関心をお寄せください。ひとまずこのことを心の片隅に留めていただきたく書きました。
何かわからんけどやる!って言って下さる方はご連絡をください。手段は問いません。