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  • 岡村 友章

ご挨拶 そして ご報告



こんにちは。


日々は年の瀬だからといってさほど変わるわけでもなく、わたしはお茶を発送したり、袋詰をしたり、福祉の仕事をしに出かけたりしています。ただ、石油ストーブを引っ張り出したので、あの少し煙たいような、頭がぼうっとするような暖かさには、冬だなという感じがします。


どこにいようとも、都市でも山でも。ふとしたときに肌をかすめる大気の爽やかさ、どこからともなく漂う金木犀のにおい、果てのない空の高さや透き通った夜空に、秋が、冬が、きちんと巡ろうとしていることを気づかせてくれます。そして木々の先端には、春のかすかな気配を見て取ることもできます。


巡りを感じながら春の喜びに向けて準備を進めているのは、何も野山の蕾だけではありません。


当店は来春、拠点として店を持つ運びとなりました。


場所は私の地元でもある大阪府島本町の水無瀬。昨年12月に惜しまれつつ約50年の営業を終えた「槇珈琲店」の跡地です。妻もまた無店舗で営んできた「岡村包子研究所」も加わって、ここで夫婦それぞれが働きます。家主であり、槇珈琲店の店主だった新田さんのご厚意に、深く感謝するばかり。


営業形態やお店の名前など、一切はほとんど空白。これから協力者の方々のお力添えをいただきながら形にする段階ですので、詳しくは今後ご報告します。


自然の営みが循環から逸脱しないように、私達もまた、ここで無数の巡りの帰結として形になる店を大切にしたいと思っています。


5歳の娘に「いいお店にしようね」と言ってみたら、「そんなに騒がんでもいい」と一蹴されました。傍ら、息子はのんきに昼寝です。新しい場所を構えても、こんなに平和な日々のずっと続くことを願ってやみません。


今年は波風の多い一年でしたが、こうして元気にこの報告をすることが叶ったのも、あらゆる形で当店のお茶、そして生産者の方々を応援してくださった皆様のおかげです。


支えられている私が誰かの支えになるのは遠い未来なのかもしれませんが、いつかはそうなれるように、これからも精進します。


皆様が清々しく新年をお迎えなさいますように。今年も本当にありがとうございました。


追伸

「人」の文字は、小学生のときに自分が書いた習字です。まさしく、人あっての毎日です。

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