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  • 岡村 友章

新型コロナウイルス感染拡大に際しての当店の対応




日本国内でも感染拡大の続く新型コロナウイルスへの対応として、当面の間は次のように営業いたします。



2020年4月1日より1か月(5月以降は未定)


催事 ... ×

屋内外を問わず出店は原則取りやめ(一部調整中)


オンラインストア ... ◎

BASEオンラインストアはお買い物 OK(ゆうパック)

※ 直接連絡のうえ、ゆうパック以外の安価な方法を選ぶことも可


配達と卸売 ... 〇

感染防止対策を万全にとったうえで継続

 1. 島本町,大山崎町 → これまでどおり配達料はいただきません

 2. そのほかのエリア → ご相談ください。できるだけ柔軟に対応いたします


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決め手となったのは、志村けんさんの訃報でした。


「変なおじさん」は、子どものころはただ観て笑うだけでした。いま思い返せば、ある意味で本当の変なおじさんを志村さんは演じてくれていたのだなと感じるのです。「子どもたち。普通の大人はつまらないだろう。こんな大人だっているぞ。おかしいだろ。ほら、笑えよ。これも人生だ…」


バカ殿もヒゲダンスも、茶の間の楽しみでした。新聞のテレビ欄を見て「バカ殿」とあれば、必ず噛り付いて観たものです。きれいな女の人が脱ぐ(脱がされる…)ときがあるので、そこだけ目をつぶってましたが…


形は全然違えども、私も「変な人」であるかもしれません。家庭、とくに妻には結構な負担をかけながら、やりたいことを存分にさせてもらっています。それはやっぱり、自分もみんなも健康だから可能なのです。


当初、新型ウイルスにはそれなりに気を付けているつもりでしたが、志村さんの訃報を聞くまでは甘く見ていたのだと痛感しました。「もしも自分が無症状で感染していたら」という想像力を欠きながら、信じたい都合のいいものだけを信じ、都合が悪い情報には「まあ、ちょっと厄介な風邪みたいなものでしょ」とタカをくくっていました。守らないといけないのは、自分だけではなく、周りなのに。


もしも家族に感染させたら。もしも還暦を過ぎた父親に感染したら。もしもまだ元気な祖母に感染したら。もしもあのとき接客した女性に感染させてしまい、生活に耐えがたい苦痛を与えることになったら。もしも、もしも、もしも…。


志村さんが入院していると聞いたとき、いわゆる正常性バイアスが働き、きっと「だいじょうぶだぁ」と帰ってきてくれるだろうと思っていました。そう思いたかったのです。しかし…。


この状況はいつまで続くのかわかりません。しかし、ちょっと立ち止まって、4月から少しの間は学びと感謝の時間に多くを捧げようと思います。本をたくさん読み、愛する妻と話をし、子どもたちと遊び、いつか笑って振り替えられる時期にしてしまおうと。


幸いにして私は、これらの決定を自分で考え、自分で実行することが容易な環境にあります。そのためにこのような働き方をしていますし、なによりこの状況下にあっては、積極的に利点を享受し前面にアピールすることもひとつの仕事かもしれません。同時に、大変なことも隠さず知ってもらいたい。


もちろん、強がってばかりはいられません。お金のためにお茶を売っているのですから。恥ずかしながら、いつまでもこの状況に耐えられるほどの屈強な経営状況ではありません。3月は昨年比で売り上げが半減しました。びっくり。


オンラインストアと配達ならば喜んでお引き受けさせていただきます。これは私だけの問題ではありません。なぜならお茶はどんどん消費して、どんどん買うことで農家を元気づけられるからです。奇しくも、一番茶にむけて準備が始まっています。売れようと売れまいと、どの農家も一番茶は収穫するのです。そのときに、去年のお茶が余りに余っていては、かなしいのです。


ですから、ご注文をお待ちしています。在庫を減らして、私に農家への追加オーダーをどしどし送らせてください。


最後に


志村けんさん、ありがとうございます。立ち止まらせてくれました。


子どものころ、あなたをテレビで観ていた私を、いったい何人の大人が守ってくれていたのでしょうか。今更になって、そんなことがやっとわかったのでした。

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